ゾレアのバイオシミラーが製造販売承認されました

ゾレア(一般名:オマリズマブ)は、当院でも多くの難治性蕁麻疹や重症のアレルギー性鼻炎の患者さんに使用しており、良好な治療効果が得られています。

このたび、ゾレア(一般名:オマリズマブ)のバイオシミラー(後続品)である「オムリクロ」が、2026年3月23日に日本で初めて製造販売承認を取得しました。

バイオシミラーとは、先行するバイオ医薬品と同じように効果があり、安全性にも大きな違いがないことを確認したうえで承認された医薬品です。先行品との厳格な比較試験を経て評価が行われており、国としても使用が推進されています。

オムリクロは、2026年5月に薬価収載後、5月下旬〜6月頃に発売開始となる見込みです。薬価は、先行品の約70%程度に設定される予定です。詳しい情報が判明しましたら、あらためてホームページでお知らせいたします。

期待されるメリット
  • 医療費の軽減:自己負担の軽減が期待されます
  • 治療の選択肢の拡大:より多くの患者さんが生物学的製剤を利用しやすくなります

対象疾患(先行品ゾレアと同様)

  • 特発性慢性蕁麻疹
  • 季節性アレルギー性鼻炎(重症花粉症など)
  • 気管支喘息(既存治療で効果不十分な場合)