尋常性白斑

尋常性白斑とは?

  • メラニン色素をつくる色素細胞が減少、消失するために、皮膚の色が白く抜ける病気です。
  • 自分自身で色素細胞やメラニンを攻撃する自己免疫疾患の一つと考えられています。
  • さまざまな治療に抵抗性を示すことも多く、難治性の病気です。

典型的な皮疹・症状

  • 境界明瞭な類円形、不整形をした白斑が生じます。多発・融合して地図状になることもあります。
  • 神経支配領域に一致して片側だけに限局するタイプと、特定の部位に限局することなく生じるタイプがあります。
尋常性白斑

当院での治療

  • ステロイド軟膏、活性型ビタミンD3軟膏、タクロリムス軟膏を組み合わせて外用します。
  • エキシマライト(エキシプレックス308®)による紫外線療法も併用します。