有棘細胞がんとは?
- 顔や頭皮、手の甲など、長期間紫外線に当たった部分にできることが多い、皮膚悪性腫瘍の一つです。
- ひどいやけどのあと(熱傷瘢痕)、放射線治療後の慢性放射線皮膚障害も発生の原因になります。
- 日光角化症とボーエン病は、腫瘍細胞が表皮内にとどまっている、初期の有棘細胞がんです。
典型的な皮疹
- 赤みがかって、盛り上がっていることが多いですが、形、大きさ、硬さはさまざまです。
- 進行すると、ただれて出血したり、浸出液が染み出したりします。悪臭を伴うこともあります。
- 転移することもあります。
当院での治療方針
- 有棘細胞がんは転移する可能性があるため、転移にも対応できる連携医療機関にご紹介します。
- 正確な診断のために、病変の一部を取って調べる皮膚生検を行うこともあります。